【元住吉】黒い天ぷらが名物！「そば 益々」の高級感漂う絶品十割そば

今回は、東横線元住吉駅からオズ通り方面に歩いて、綱島街道を渡った先にある隠れた名店『そば 益々』を勝手にPR！

一見すると閑静な住宅街にしか思えないエリアに、ポツンとたたずんでいるお蕎麦屋さんです。

高級感漂う入り口が目印！

『そば 益々』ってどんなお店？

『そば 益々』は、2021年6月に出来たばかりのお蕎麦屋さん。

お蕎麦屋さん自体はオープンしたばかりですが、実は1921年（大正10年）創業の味噌醤油醸造業（亀甲益）にルーツがあるそうです。

そんな『そば 益々』ですが、元住吉で本格十割蕎麦を味わえるという事で、オープン早々から口コミが広まり、地元で人気を博しています。

かく言う私も、Ashさんにオススメして頂き、今回は訪問してきました。

名物！黒い天ぷらと香りが堪らない十割蕎麦

さて、入店するとまずはお盆の置かれた席に案内して頂けます。

雰囲気が完全に普通のお蕎麦屋さんと違う・・・！笑

落ち着いた雰囲気が漂う店内は、少し暗め。

カウンター7席と4人がけのテーブル席が一つという配置でした。

着席すると、お盆と一緒に置かれている紙二枚のメニューを発見。

メニューはいたってシンプルです。

初めての来店なので、まずは王道のせいろ（大盛）と、なすとえびの天ぷらを注文しました。

そして待っている間、店内を見まわしてみると、後ろにお酒が・・・。

やばい・・・！昼間っから蕎麦と天ぷらと焼酎で一杯やりたくなってしまいます・・・！笑（そもそも、お酒の提供していなかったので我慢。）

そんなこんなで、一人妄想を巡らしているうちに蕎麦がきました。

旨そう・・・！心の中で、「あれ、これ大盛だよね・・・？」と思いつつも、見るからに美味しそうなビジュアルに、そんな気持ちも吹っ飛びました。笑（※他の方のコメントを見ると、もともと量は多くない様です。）

十割蕎麦の特徴でもある、黒い蕎麦が食欲をそそります。

一口蕎麦を食べると、その香りの旨さに圧倒！

つゆも、蕎麦の味を殺さないバランスの取れた旨いつゆです！

そして個人的に意外だったのは、薬味のネギとワサビが極めて少量だった事。

蕎麦を頂くときには、ネギもワサビも沢山入れる派だったので、最初は「すくなっ！」と思いました。笑

しかし食べ進めていると、十割蕎麦の香りを楽しむ為にはこの量がちょうど良いのだという事に気づきます。（また一つ成長←）

そうした細かい所まで考えられているんだなと思うと、脱帽です。

そして、最も衝撃的な旨さだったのが名物の黒い天ぷら！

店主曰く、薄力粉を一切使わずにそば粉のみを使用しているからこそ、この色合いになるのだと言います。

そして、味も普通の天ぷらと違い、ほんのりとそば粉の香りがするので、新感覚の天ぷらを味わう事が出来ます。（この天ぷらで、天丼とか作ってみたいな・・・。）

また、そば粉にはグルテンが含まれておらず、栄養価も高い為、健康にもダイエットにもピッタリの食材です。

『そば 益々』では、そのそば粉のみを使用している十割蕎麦と、天ぷらが堪能出来るという事で、健康にも良い食事が出来る点が嬉しいですね。

蕎麦が食べ終わったら、お待ちかねの蕎麦湯。

他のお店よりも白濁としていて、ポタージュのような印象。

つゆに入れると、濃厚でとろみのある蕎麦湯がつゆの味を旨くまとめあげていて、シメにぴったりの一杯を味わう事が出来ました。

食後は可愛いお菓子をサービスで頂き、最初から最後まで楽しくランチタイムを過ごせました。

落ちついた雰囲気で、美味しい十割蕎麦と、天ぷらを堪能できる”名店”が元住吉に誕生した事を非常に嬉しく思います！

今後とも、地元で末永く続いて欲しいお店の一つ『そば 益々』に、ぜひ皆さんも、足を運んでみてはいかがでしょうか。

あわせて読みたい：【武蔵小杉】「石臼挽きそば 石月」で味わう、香りを楽しむ国産挽きたて蕎麦 | なかはらPR