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「小さな強みを活かし、人をつなぎ続ける。」中村文香・元新城WORKコミュニティマネージャーの想い

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新城マガジン

新城マガジン」では、武蔵新城を多くの人に味わってもらいたいと、新城の人やお店を発信しています。多摩川を渡った川崎市、唯一通っている路線は南武線。なんだか懐かしくて肩の力が抜ける町です。運営:新城WORK

武蔵新城には様々な人のつながりや場があり、そこでなにかしらの仕事をつくる人が少しずつ生まれています。

そこで、『武蔵新城で仕事ができるまで』と題して、実際に新城で仕事をつくってきた人たちに、どのような経緯があったのか、実際にどのように活動しているのか、などを聞いていきます。

初回は2023年3月まで新城WORKコミュニティマネージャーを務めていた中村文香さんです。

中村文香/(2023年3月まで)新城WORKコミュニティマネージャー/フリーランスの国家資格キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタントとして、個人向けキャリアコンサルティング、ワークショップ、企業向けには各種キャリア研修などを行いそれぞのの能力が生かされる自然体なキャリアをサポートしている。新城WORKでは20233月まで地域キャリア教育を考え、イベントなどでコミュニティ活性化を行っていた。札幌出身、多感な時期を過ごした中原区は第二の故郷。
HPU-discovery |自己探求、人材育成サポート。キャリアコンサルタント中村文香HP (ayaka-nakamura.com)

目次

新城の人のつながりのなかで、強みと仕事が生まれた

――(編集部)いまの仕事や武蔵新城でされていたことを教えてください。

中村:
キャリアコンサルタントを軸に、研修の講師や、個別でコーチング、イベントのファシリテーターなどをしています。武蔵新城では、主に新城WORKのコミュニティマネージャーとして、イベントの企画や運営、外部との接点づくりなどを担当していました。

――(編集部)そもそも、なぜ武蔵新城に引っ越してきたのでしょうか。

中村:
約4年前、2018年6月に武蔵新城に住み始めました。その前までは伊豆に住んでいたのですが、伊豆だとどうしても受けられる仕事が限られてしまうので、関東に引越したいなと思っていて。そのタイミングで新城WORKのオーナーでもある石井さんと熱海で知り合って、石井さんの物件に住むことになったんです。

――(編集部)石井さんとはそこで知り合ったんですね、そこからどのような活動をしてきたのでしょうか?

中村:
石井さんに今後やってきたいことを話していたので、「キャリア」と関係がありそうなイベントなどに声を掛けていただいて参加したり、その分野の方とお話しする機会をいただきました。本業と直結することだと、自分の興味範囲と近い方を紹介いただいて、その方が業務委託で関わっていた会社の仕事を受けるようになりました。

そのように新城や川崎市などでのイベントに参加するなかで出会った方に、お仕事をいただくことが増えていきました。他には高校のキャリア教育の授業の組み立てやファシリテーションも関わったことが印象に残っていますね。

新城での活動の軸となっていたのは、イベントのファシリテーションです。当時、新城では「新城アクション座談会」など、様々な人が集いアイデアを出したりするようなイベントを多く開催したので、自分のスキルと強みを活かしてそのイベントでのファシリテーションをしていました。

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イベントの様子

――(編集部)キャリアコンサルタント以外の仕事も多いんですね。

中村:
そうですね、私はわかりやすいスキルだとキャリアコンサルタントですが、「様々な人のニーズを汲み取り、人と人をつなげること」が強みなので、新城の様々な場面で活かすことができました。

例えば、新城では先程お話したもの以外にも色々なイベントやプロジェクトがあり、そのための会議なども多く行われています。新城に限らず企業と比べてさらに地域の方々は、様々なバックグラウンドを持った方がいらっしゃるので、会議で意見の相違をなくしたり、まとめたりすることが重要になります。そこで、自分が培ってきたファシリテーションスキルを活かしていますね。

そのように新城や石井さんの近くでイベントの企画や運営を中心に活動していて、2019年夏くらいにコワーキングスペースの話を石井さんと設計事務所のピークスタジオの方とし始めました。

色々な方に相談するうちに事務局のような場にいる人が必要だという話になって、自分の強みである「人のニーズを汲み取り、人と人をつなげること」やファシリテーションを活かせると思い、コミュニティマネージャーになりました。

自分の強みを活かし、アクションにつながるコミュニティをつくりたい

――(編集部)イベントで人との接点が生まれたからこそ自分の強みを活かす場を多く持たれていると思うのですが、他に人とのつながりが生まれた場などはありましたか?

中村:
ライフワークとして1年半くらい主催していた「朝ごはん会」ですね。毎月一回、石井さんが持っていたレンタルスペースでやっていました。近所に住む方々や自分の友人、友人の知人を集めて、みんなで朝ごはんを食べるというシンプルなイベントだったのですが、多いときは15名近くの方に参加いただきました。

始めたきっかけは、スープをつくるのが好きだったのと、朝早く起きる習慣をつけたいと思ったことです(笑)私が所属しているコミュニティや自分の仕事関係でつながった方、新城に住んでいる方など、本当に色々な方が来ていましたね。私は色々な人が混ざった場をつくるのが好きなので、自分の好きなことが詰まったイベントでした。朝ごはん会のあとに来てくれた人と新城のまちあるきをしたり、新城を知る人を増やすきっかけになりましたし、そこから新城に引っ越してきた友人もいます。

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朝ごはん会の様子

中村:
あとは、新城に住んでいる友人と毎月一回振り返り会をしています。振り返ることで、日々を味わう、やりたいことの軌道修正ができる場として、今まで約3年間続けています。

――(編集部)今後はどのようなことをしていきたいですか?

中村:
今までは新城WORKを中心にコミュティづくりをしていましたが、今後は石井さんが持っているマンション「セシーズイシイ」の住民の方も含めたより大きなコミュニティもつくっていきたいですね。

私のように人のつながりの中で自分の強みやできることが見えてきて、それをコミュニティ内で発信して、次のアクションや仕事につながっていくので、そのようなことが起きるコミュニティをつくっていきたいと思います。

――(編集部)新城はどのような方におすすめですか?

中村:
新城にあるコミュニティや場を使えることが大きな価値だと思うので、何かやってみたいけど一歩踏み出せていない方や、コミュ二ティのなかで仕事をつくりたい方に、ぜひここを活用してほしいですね。武蔵新城には様々な分野のプロフェッショナル、例えばカメラマン、ライター、設計事務所、飲食店があり、私や石井さんがすぐにつなげることができます。なので、何かをやってみようと思ったときに動きやすいかと思います。

新城やその周辺、川崎で活動している人たちはスキルも年代もバラバラです。だからこそ、自分のできることやスキルを活かしやすいですし、発信することで声をかけてもらいやすいなと、今まで活動してきたなかで思いました。新城は東京方面へのアクセスのしやすさもありつつ、どこか地方都市のような温かい雰囲気もあります。そのような環境で活動できるのが、新城に住むことのメリットだと思いますね。

新城でなにかやってみたい、もしくは相談したい方は、中村さんがコミュニティマネージャーをつとめてい新城WORKのお問い合わせフォームもしくはFacebookページよりご連絡ください
新城WORK – はたらくと暮らすを豊かに – (seses-ishii.jp)

文:とやまゆか

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