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【武蔵新城】“ご近所さん感覚” で立ち寄れるイタリアンデリのテイクアウトショップ―「ファムのオトナリ」大草さん

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新城マガジンについて

新城マガジン」では、武蔵新城を多くの人に味わってもらいたいと、新城の人やお店を発信しています。多摩川を渡った川崎市、唯一通っている路線は南武線。なんだか懐かしくて肩の力が抜ける町です。運営:新城WORK

今回お話をお伺いしたのは、2022年1月に北口側にある第六南荘にオープンした「ファムのオトナリ」のオーナーである大草直子さん。「ファムのオトナリ」はイタリアンデリとパニーニのテイクアウトショップ。

ショーケースのなかには、イタリアンデリをはじめ、以前ここにお店を構えていたmikotoさんのチーズケーキなども陳列されています。というのも、大草さんがここにお店を構えることになったのは、mikotoのオーナーまきさんとのご縁があったからなんだそう。今回は、大草さんのつくりたいお店や接客業を好きになった理由などついてお伺いしました。

目次

人間違いから始まったmikotoのまきさんとのご縁

―――今日はよろしくお願いします!さっそくですが、ここにお店を開くことになったのはmikotoさんとのつながりからとお伺いしたのですが、どこでお知り合いになったんですか?

もともと坂戸には住んでたのですが、このあたりに地縁はなくて、前ここでお店をやっていたmikotoのまきちゃんと娘が同じ幼稚園の同じクラスだったんです。仲良くなったきっかけも面白くて、最初に会ったときにまきちゃんに「またお店行きますね」と言われて、「えっ?なんで私がお店やってるのを知ってるんだろう」と思ったんですよね。

私は覚えていなかったので「お客さんだったのかな、ごめん、顔を覚えてなくて」という返事をして、家に帰ってから「今まで予約のお客様のなかに今井という名字いたっけ?」と夫に聞いたり探したりしてもいなくて。そのあとまきちゃんでお茶をしに行ったときに、知り合いのパン屋さんと間違えてたことがわかり、ふたりでゲラゲラ笑ってました(笑)

―――すごい偶然…!大草さんはもともとお店をやりたいと思われていたんですか?

育児が落ち着いたら夫がシェフをしている等々力のお店で一緒に働きたかったんですが、家事育児と両立しようとするとランチの時間帯だけしか働けないのがちょっと嫌だなと思っていて。家の近くに小さなお店を持って長い時間働けたらいいなと友だちや夫に話していたら、まきちゃんから移住する話を聞いて「もしよかったらmikotoのお店のあとどうかな」と声をかけてくれたんです。

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まだ子どもが小さかったので、中途半端になってしまうのではないかと最初は悩んだんですが、ここの大家さんである石井さんと話したら、第六南荘の他のお店のオーナーさんもお母さんで、そんなに営業日が多いわけではないし、自分のペースでやっていいんだよと言ってくれて。それなら無理なくできそうだなとやってみることにしました。いまも営業日は週4で、他にも子どもの発表会や学校の行事で不定期でお休みしたり、柔軟にやらせていただいています。無理なくできているし、こういうお店で飲食の仕事をやりたいと思っていたので、本当に楽しいですね。

人と人のつながりが生まれるときがうれしい

―――実際にお店を始めてみていかがですか?

最初は街がアットホームで、常連さんみたいな人がすごく多いから、緊張してたんですよ。その輪のなかに入って平気かなとか、お客さん来てくれるかな、とか。だけど、皆いい人で、ほっとしました。まきちゃんがその街の雰囲気をすごく肌で感じていて「街がいいんだよ」というのはよくいってたのが、すごくわかりますね。

例えば、商品を入れ忘れたことが何回かあるんですけど(笑)商品を届けにいくと、おやきをくれたりして、私がご迷惑をおかけしたのになぜかお礼をもらっちゃって。ご近所さん感覚でお話しに来てくれる方も多くて、30分とか喋って帰られたり、お母さんの友人くらいの距離感で「元気?」とか気軽に声かけてくれたり、温かいですね。私と話すだけでなくて、お客さん同士で井戸端会議が始まるときとか、お客さん同士でつながりが生まれているのもうれしいです。

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あとは、第六南荘の方とも程よいつながりをつくれていて、楽しいですね。まきちゃんが「ここを抜けるのが辛いんだよね」とか「皆、お話するのが好きな方いっぱいいるから、楽しいと思うよ」と聞いたのが、本当によくわかりますね。

―――こういうお店で仕事がしたかったとのことですが、前からこのようなお客さんとの距離感でお仕事されているんですか?

そうですね、自分のスタンスはずっと変わってなくて。かしこまって「いらっしゃいませ」みたいな接客ができないので、普通に友達と喋るような感覚で私が話したいことを話したいんです(笑)

あと、この第六南荘のまわりは新城テラスさん、ichieさん、西友、井上農園さんなどが集まってるので、お子さんや赤ちゃんを連れている人が多くて、うちにも多くお越しいただいています。いらっしゃったときには、お子さんにお菓子をあげてパパとママが落ち着いて商品を選べるようにしたりもしています。自分も子どもがいるのでわかるんですけど、子どもって待ってられないんですよね。

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飲食店の接客業が好きな理由

―――飲食のお仕事はいつからされているんですか?

ちょうど20代前半、20歳とかだったかな。飲食の仕事をしようと思ってたわけではなくて、もともとデザインの仕事をしようと鹿児島から上京したんです。インターンとして働いていたので給料でなくて、働かないといけなくて。それで最初に中目黒のカフェで働くことにしました。そこには、何度か食べにいったことがあって、オーナーさんがデザインもやってる方だったので、家具とかがすごくいいなと「ここでバイトしながら就職を待とうかな」と思っていたら、どっぷり飲食の接客にハマってしまって(笑)

―――どのあたりにはまったのでしょうか?

人と接することが好きなんです。当時は夕方から深夜までのシフトで入っていたんですが、色々な面白いお客さんがたくさん来るんですよ。東京って感じの。この人は何を食べて、何曜日、何時ぐらいに来る、というのもわかってて、そのときのお客さんとは今でもつながっています。一緒のバイトの子たちも感覚が似ているから、終わってからクラブ行ったり飲みに行ったり、すごく楽しかったですね。

ただ接客するんじゃなくて、お客さんに楽しんでもらえるようにメリハリをつけるようにしてました。皆でお店の営業を終えたあとに料理を試作して、季節の旬の食材に合わせて色々メニューを変えたり、クリスマスでコースメニューを出したり、そうやって仲間と一緒に作り上げていく感じがすごく楽しかったです。今でもそのスタッフたちとはずっとつながってます。このお店のロゴを描いてくれたのも、そこで一緒に働いていた子なんです。音楽とか絵とか芸を持っている子も多かったですね。

イタリアと日本の郷土料理はどこか似ている

―――このお店に置いてあるデリは旦那さんがつくられたものなんですよね。

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そうです、旦那は等々力の「ファム」というイタリアンカフェ・レストランで働いています。出会ったのは、バイト先だった中目黒のカフェで、そのときから私もイタリアン料理にはまりました。イタリアの郷土料理って親近感があるというか、気取ってない、お母さんっぽいんです。日本と海に囲まれているという風土が似ているのか、食べ物や作り方が似ているんですよ。例えば、煮物とか。ラザニアも地方によって違って、うちに置いているのはエミリア地方のもので、他にもベシャメルソースと肉のラグーを重ねているものや、ナポリだとゆで卵が入っていたりとか。

―――それで、ファムのオトナリなんですね。

そうなんです。「ファム」というのは家族という意味なんです。実は、「ファムのオトナリ」は小学校4年生の娘のアイデアをもらいました。娘の自由帳に「いつかパパのお店ファムの隣で私はママとアクセサリーショップをやります。名前はファムのオトナリです」と書かれていたのを見てピーンときたので、店名にしました(笑)

店舗情報

【アクセス】 武蔵新城駅北口から徒歩約2分
【住  所】川崎市中原区上新城1丁目4-50
【営業時間】10:30-17:00
【定休日 】日・月・水曜日+不定休
※営業時間とお休みについて詳しくはお店のInstagramをご覧ください。

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