2023年5月、新型コロナウイルスが2類相当から5類相当に移行されると共に、街は一気にコロナ前の賑わいを取り戻しました。
「コロナ後に行こうね」と言っていた大規模な飲み会や旅行も、これを機に本格的に始動した方も多いことかと思います。
そして、これと同時に神奈川県のPCR検査無料化事業は終了。街中の無料PCR検査センターは一斉に閉店することとなりました。
しかし、だからと言って新型コロナウイルスが無くなった訳ではありません。5類相当に移行してから感染者数の集計が無くなったものの、新型コロナがまた流行り出しているという噂はまことしやかに聞こえてきます。
身近に利用できる無料PCR検査センターが無くなってしまった今、自分に新型コロナの疑いが出た場合、または親族などに疑いが出た場合、どう対応すれば良いのでしょうか。
発熱等の症状(新型コロナの疑い)がでた場合
▶かかりつけの医療機関に相談・受診
かかりつけ医を受診できないときは、外来対応医療機関から医療機関を検索するか、市コールセンターへ相談することができます。
症状が軽く、重症化のリスクが低い場合は、コロナ抗原検査キットによるセルフテストも御検討ください。
※コロナ抗原検査キット取扱い薬局はこちらから検索
※セルフテストには、承認された新型コロナウイルス抗原定性検査キット「第1類医薬品」という表記のある一般用医薬品をご利用ください。「研究用」と表記があるものは国の承認を得ていないものです。
外来対応医療機関
発熱や咳等の症状がある方が地域において、診療・検査が可能な医療機関を「外来対応医療機関」として県が公表しています。
- 受診前に必ず医療機関に事前予約を入れてください。予約がない場合、診療をお断りする場合があります。
- 医療機関では症状がある方優先で対応しております。無症状の方、漠然とした不安がある、陰性証明が欲しい等の理由での掲載医療機関へのお問い合わせはお控えください。
- 患者様の症状や、医療機関の受入能力に応じて、別の施設を御案内する場合があります。
- 受診には必ず保険証を持参してください。受診費用、検査費用は他の疾患と同様、加入している健康保険の割合に応じた自己負担となります。(新型コロナの抗ウイルス薬は当面9月末までは公費負担)
- 川崎市新型コロナウイルス感染症コールセンターでも医療機関情報のご案内を行っています。医療機関の検索が難しい場合などはご相談ください。電話番号はこちら
※医療機関ごとのメッセージを必ず確認の上、ご不明点は記載の方法で直接医療機関にお問い合わせください。
※検査を実施していない医療機関もございますので、ご確認の上お問い合わせください。
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陽性者の同居家族が発症した場合
患者急増時は、受診に一定の時間を要する状況となっているため、陽性者の同居家族等が有症状となった場合には、医師の判断により検査を行わなくとも、臨床症状で診断できる場合もあります。
陽性者の同居家族が発症し、受診が難しい場合は、陽性者の診断をした医療機関等にご相談ください。
陽性判明後について
令和5年5月8日以降は、法律に基づく外出自粛や健康観察等はありません。
詳しくはこちら:川崎市:【新型コロナ】陽性になった方への御案内について
以上参照:【新型コロナ】発熱などの症状がある方へ